インタビュー② | インタビュー | 大垣西濃信用金庫　採用サイト

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インタビュー

輪之内支店　融資担当マネージャー 2009年入庫川口仁嗣

南山大学卒。地元で生まれ育ち、県外の大学にも実家から通う。自分を育ててもらった地元に貢献したい、恩返ししたいという想いで就職先を地元企業に絞る。大垣市に本部を置き、地域密着で地元に貢献している大垣西濃信用金庫に魅力を感じて就職を決める。

私たち融資係の役割は、お金を貸付するための手続き、貸付後の管理を行うこと。法人や個人事業主のお客さまには事業を行うにあたって必要な資金、個人のお客さまには生活の中で必要な物を購入するための資金の融資を取り扱います。融資を行う際には審査がありますが、審査に必要な書類をお客さまからお預かりしたり、必要な情報をお聞きしたりして、それらをもとにどのように進めていくのかを検討していきます。また、貸付の途中も状況に応じた対応ができるよう、完済いただくまでお客さまを支援し続けることも私たちの役割です。

お客さまによってご要望は様々で、一つとして同じ案件はありません。正解があるわけではなく、自分なりの視点で進めていけるところはこの仕事の面白さだと言えます。当庫は同じ地域にある他の金融機関より各支店の人数が比較的少ないです。渉外係や預金係のメンバーとも連携を取り、少人数ならではのチームワークを発揮できる点も面白さの一つです。また、経営者の方と接する機会も多い仕事です。接する中で知見を広められますし、皆さんから夢をお聞きして、一緒に考えながら夢の実現を応援できるところにもやりがいを感じられます。

地域に貢献したいと考えて、だいしんに入庫しました。「家を買いたい」「店舗を建てたい」といったお客さまのご要望を目に見える形で支援できるので、入庫前からの志を遂げられていることを実感しています。実際に自分の仕事が、街の風景を変えるようなこともあります。

ある法人のお客さまから「社屋を建てたい」と融資のご相談いただいたことがあります。そのお客さまは創業からお付き合いがあり、当庫としても成長をずっと支援させていただいていました。会社の成長に伴い他の金融機関とのお付き合いも増える中で「社屋を建てるのは会社にとって一大イベント。ぜひ、だいしんさんにお願いしたい」と言っていただけました。それを聞いたときは、長いお付き合いで培った“絆”を感じました。社屋ができたときは社長様や従業員の皆様が喜んでいらっしゃって、それを見て私も大きな喜びを感じました。今でもその社屋の前を通ると、当時の喜びの瞬間を思い出します。

融資の審査が通りづらいと感じる時もあります。でも、お客さまのことを最優先に考え、簡単にあきらめない姿勢を大事にしています。例えば、単なる数字の実績だけではなく、投資したことによる将来の可能性を書類に盛り込むなど、常に「できる方法」を考える。お客さまにも「なぜ融資が必要か？」じっくりとお話を伺い、一緒になって「できる方法」を考えるようにしています。

お客さまの財務の状況を把握して、安定的な経営を支援するのも私たちの役割です。ご状況によっては、厳しいこともお伝えしなくてはなりません。でも、それも全てお客さまのため。いつも近くでお客さまを思い、ずっと寄り添い、企業として前進いただくことを応援する。それを実践することに、私たちの価値があると思っています。